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フレイザーとブルックはアルゼンチンの採掘権を保全するため、アルゼンチン政府に更新料を支払うようマザールに懇願したが、マザールはこれを拒否した。そのため、フレイザーとブルックは不動産を担保に入れて銀行から金を借り、自分たちの責任でアルゼンチン政府に採掘権の更新料を払おうとしたが、マザールはその取引をも妨害してこれを払わせなかった。マザールが詐欺だと決めた鉱山投資に、実体が存在しては不味いからである。
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実はある第三者グループから、インペリアルが持っていた鉱区採掘権を買いたいと言う申し出があったにも拘らず、マザールはそれを断った事を債権者に隠している。詐欺であり、無価値であるとマザールが断じた鉱山事業に値が付くと言う事は、彼等の主張が根本的に間違っていた事の証明になり具合が悪いからである。マザールは少しでも多く資金を回収する事よりも、自分たちの嘘がばれないようにする事を優先したのである。
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マザールが無価値で詐欺であると主張しており、嘗てインペリアル・グループが投資をしていた鉱山採掘権は、合計で47鉱区あった。そのうちの一つで今は第三者の手に渡ってしまった、アルゼンチンのトゥクマン地区にある鉱区は小規模な油田であるが、それは確認埋蔵量(推定埋蔵量ではない)のみでも、2003年6月時点の評価で1億5千万ドル以上(因みに2006年9月時点における評価では約3億5千万ドル)の資産価値を持つ会社として現在操業している。この油田存在の例を一つ取っただけでも、アルゼンチンにおける鉱山事業は詐欺であったと言うマザールの主張は、完全に崩壊している。
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フレイザーやブルックは如何なる投資家からも一銭も集めておらず、従って資金が全く動いていなかったにも拘わらず、マザールは新手の詐欺であるとヒステリックに叫んでプロパティー・インターナショナル社を潰した。債権者の多くは、プロパティー・インターナショナルがシエラ・レオネに黒御影石の採石場を所有していると信じ、インペリアルに対する債権をプロパティー・インターナショナルに譲渡したのであるが、マザールはその黒御影石事業も詐欺であると主張したのである。ところがその採石場は現実に存在するばかりか、プロパティー・インターナショナルの手を離れた現在は、第三者が経営している。
以上にはもちろん物理的な証拠があります。但し証拠隠滅や文書間算を平気でするマザールに、前以てそれが何であるかを教える訳には行きませんので、このウェブサイトで開示する事はできません。マザールは法廷において初めてそれを突きつけられる事になるでしょう。